研究課題/領域番号 |
18K17503
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
西田 三十一 聖徳大学, 看護学部, 准教授 (10736622)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 終末期 / 終末期患者 / 看護師 / 心理的距離 / 尺度開発 / 看護師の感情 / 看護教育 / 尺度 / 自己認識 |
研究成果の概要 |
本研究では、看護師が形成する終末期患者との心理的距離尺度を開発した。全国の看護師323名から質問紙調査により得られたデータについて、探索的因子分析、信頼性・基準関連妥当性の検証、共分散構造分析などを実施した。その結果、本尺度は「患者との距離の調整」「患者から自己への思いの認知」「終末期を意識した看護実践」「患者への感情調整」の4因子13項目(5件法)が抽出され、尺度の信頼性と妥当性が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師は終末期患者との関わりに苦悩し、時には患者へ否定的感情を抱き一線を引くような心理的距離を形成することもあるが、自己の心理的側面からその関わりを振り返る機会は少ない。本研究において、看護師が形成する終末期患者との心理的距離尺度を開発したことにより、終末期患者と関わる看護師が、心理的距離の視点から自己の感情や思考を整理し終末期患者との関わりを振り返ることに活用できると考える。
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