研究課題/領域番号 |
18K17557
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐藤 洋子 九州大学, 医学研究院, 助教 (90778812)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 妊娠糖尿病 / ライフスタイル / 妊娠糖尿病発症の生活因子 / セルフケア / 生活因子 |
研究実績の概要 |
本研究は、1)妊娠糖尿病発症の要因となる生活因子を明らかにすること、2)妊娠糖尿病の周産期合併症発症に関連する生活因子を明らかにすることを目的に、日本人妊婦を対象に質問紙Web調査を実施した。 「妊娠中・産後のライフスタイルと健康に関するコホート調査:多施設共同研究」と共同して、2020年3月~2022年10月に、東京・山形・大阪・福岡の4地域で、妊娠10~27週の妊婦に対し質問紙調査への依頼を行った。ただし、Covid-19感染拡大のため、2020年4月~2021年9月頃まで募集は停止した。 本研究では、妊娠14~27週の間に質問紙web調査に回答した1,027名が分析対象となった。内、妊娠期間中に妊娠糖尿病を合併した妊婦は81名(8%)おり、現在の日本における妊娠糖尿病発症率と同等であった。内、胎児数は単胎996名、双胎31名であった。妊娠糖尿病妊婦の妊娠中期の生活習慣の特徴として、食事終了時間が遅い特徴があった(Mann-Whiteny U検定)。引き続き、食事生活習慣以外の運動や栄養摂取等の生活習慣の特徴も分析し、論文による公表を行う。妊娠糖尿病を発症した妊婦の重症化予防・合併症予防につながるための生活習慣を明らかにし、助産師によるエビデンスに基づく保健指導内容を構築する。
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