研究課題/領域番号 |
18K17562
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
金粕 仁美 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (10723645)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 周産期 / 抑うつ症状 / 不安 / ボンディング障害 / コルチゾール / オキシトシン / 抑うつ |
研究成果の概要 |
研究目的はコルチゾールとオキシトシンを指標とし妊娠期の不安や抑うつ症状と分娩期の異常や産後の抑うつ症状等との関連を明らかにすることであり、4つの研究で構成される。 研究1では妊娠後期の抑うつ症状と出生体重は関連していたが、妊娠中期の抑うつ症状は関連していなかった。研究2では妊娠中期の不安と抑うつ症状、オキシトシンは産後直後のボンディングと関連していた。研究3では妊娠中の体重増加、出産満足度等が産後の抑うつ症状と関連していたが、妊娠中の抑うつ症状は関連していなかった。研究4では妊娠期の抑うつ症状には妊娠中の体重増加が、産後の抑うつ症状には妊娠中の体重増加と産後のソーシャルサポート等が関連していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、抑うつ症状や不安について自記式質問紙だけではなく、オキシトシンやコルチゾールを指標として用い調査をおこなった。本研究における成果は、産後の抑うつ症状やボンディング障害を予防するためのスクリーニング体制を確立するための一助になると考える。
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