研究課題/領域番号 |
18K17586
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 富山県立大学 (2019-2022) 金沢医科大学 (2018) |
研究代表者 |
寺井 孝弘 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (20595326)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 妊娠期 / 育児困難 / 児童虐待 / 虐待予防 / 尺度 / ポピュレーションアプローチ / 心性 |
研究成果の概要 |
本研究では、子ども虐待の一次予防の観点から支援が必要な親のリスクアセスメントを行うために作成した育児困難心性尺度(Terai,2020)が、妊娠期の母親に適応可能かという点について検討した。この尺度は乳幼児のいる親を対象に信頼性・妥当性を検討しているため、今回は妊娠期の母親を対象に分析を行った。 結果として、全国の妊娠期の母親を対象にWeb調査を実施して322名の回答を得た。分析は確認的因子分析を行い、χ2(523)=1909.9、有意確率=.000、GFI=.714、AGFI=.674、CFI=.729、TLI=.710、RMSEA=.091というモデル適合であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
育児困難心性尺度は、乳幼児のいる親を対象にしていたが、今回の研究結果から妊娠期の母親にも適応できることが示唆された。このことによって、妊娠期の母親が育児困難に陥るリスクアセスメントの一助になり、また支援が必要な親を抽出し、援助職者が早期から支援を行うことで子ども虐待の一次予防に繋がると考えられる。
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