研究課題/領域番号 |
18K17607
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
千葉 洋子 宮城大学, 看護学群, 助教 (70757856)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 新卒訪問看護師 / 成長プロセス / 看護学生 / キャリア / 教育プログラム / 生活者 / 判断 / 要介護高齢者 / 育成 / 生活 / 訪問看護師 / 新人 / 人材育成 / 実践能力 / キャリア教育 / 進路選択 / キャリア支援 |
研究成果の概要 |
新卒訪問看護師育成を促進するために、キャリア選択時の看護学生の不安軽減に資する教育プログラムが必要である。その一資料として、本研究では新卒訪問看護師が「在宅療養者および家族の意思や生活、病状、医療を統合したケアを創造する力」を獲得するプロセスを明らかにすることを目的にした。新卒訪問看護師9名のインタビューからケアを創造する力の変遷と取り組みについて語られている記述を抽出し、コード、サブカテゴリ、カテゴリを生成した。その結果、新卒訪問看護師が4つの取り組みを状況や自己の課題に応じて使い分けながら6つの力の変遷を進めることで、ケアを創造する力の獲得に至っていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域の医療提供体制の偏在を背景に在宅医療や訪問看護の需要が増しており、訪問看護師の質の向上と量的拡大が喫緊の課題である中、新卒訪問看護師の教育体制の整備が全国的に求められている。看護学生が訪問看護事業所への入職に不安を抱く一要因として、新卒訪問看護師の成長プロセスの研究蓄積が乏しいことが挙げられる。本研究で、新卒訪問看護師の生活と医療を統合して看護を創造する力の獲得段階と獲得方法について明らかにしたことは、訪問看護事業所への入職を検討する際の看護学生の不安軽減に寄与しうると考える。
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