研究課題/領域番号 |
18K17627
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
山埜 ふみ恵 大阪医科薬科大学, 看護学部, 講師 (60782266)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地域のつながり / ソーシャルサポート授受 / 介護予防 / 高齢者 / 地域高齢者 / 男性高齢者 |
研究成果の概要 |
本研究は地域のつながり構築に向けて、地域で行われている住民主体の介護予防活動における参加者同士のソーシャルサポートの内容や授受を促進する具体的な要因を明らかにすることを目的とした。自主グループのリーダーを対象に、インタビュー調査を実施した。分析の結果、情緒的・情報的・評価的サポートが参加者同士で授受されていた。また、活動を通して地域のつながりを構築したい思いが、活動内のサポート授受を促すきっかけとなっていた。また参加者の潜在能力を引き出す関わりとサポートしやすい雰囲気づくりを大事にするなどの参加者同士のサポート授受を促す要因が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
介護予防活動の参加者間で取り交わされているサポートの内容やサポート授受の関係性を築くための要因が明らかになり、サポート授受を促進する支援について検討するための基礎資料を得ることができたと考える。活動の場が高齢者同士のサポート授受のきっかけの場となり、将来的には地域のつながり構築の仕組みづくりにもつながると考えられる。介護予防活動を通じて、住民同士がサポートしあう地域づくりにつなげることが重要である。
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