研究課題
若手研究
本研究の目的は (1) 健常成人を対象に機能的近赤外分光法 (fNIRS) でMirror Neuron System (MNS) の賦活を特定することと、(2) MNSの賦活と注意機能や気分状態との関係について明らかにすることである。研究の結果、運動課題と観察課題の両方で賦活する前頭前野の部位が特定された。そのため、fNIRSによりMNSの一部の定量的な評価が行えることが示された。また、観察課題時には、その脳部位といくつかの気分の検査項目とは負の相関があった。このことから、MNSの賦活と気分は関与する可能性が示された。
本研究の成果は、リハビリテーション場面におけるfNIRSを用いたMNS賦活の評価・訓練法の提案に繋がる可能性がある。また、MNSの賦活と気分との関係が明らかになったことは、対象者の気分状態も鑑みた運用に結び付く点で意義があると言える。
すべて 2023 2022 2021 2020 2019 2018
すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 1件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 8件) 学会発表 (30件) (うち招待講演 1件)
理学療法科学
巻: 38 号: 3 ページ: 175-180
10.1589/rika.38.175
Neuroscience Letters
巻: 780 ページ: 136653-136653
10.1016/j.neulet.2022.136653
Brain and Behavior
巻: 11 号: 8
10.1002/brb3.2288
ぐんま作業療法研究
巻: 23 ページ: 7-10
40022518673
Journal of Medical and Biological Engineering
巻: 40 号: 6 ページ: 899-907
10.1007/s40846-020-00563-2
群馬大学国際センター論集
巻: (2) ページ: 37-42
120006954416
巻: (2) ページ: 23-26
120006954417
北関東医学
巻: 69 号: 3 ページ: 195-203
10.2974/kmj.69.195
130007721927
Journal of Physical Therapy Science
巻: 31 号: 10 ページ: 795-801
10.1589/jpts.31.795
130007731299
巻: 20 ページ: 17-21
40021659263
巻: 20 ページ: 23-28
40021659272