研究課題/領域番号 |
18K17676
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
宮城島 沙織 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (40781274)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 歩行 / 姿勢制御 / 運動発達 / 小児 / 片脚立位 / 歩行解析 / 運動制御 / 幼児期 / 姿勢運動制御 / 早産児 / 低出生体重児 / 運動解析 / 発達 |
研究成果の概要 |
幼児期の姿勢運動制御の発達については客観的な指標を用い検討された報告は非常に限られている。本研究では、基礎的データの蓄積を目的に定型発達児における歩行、片脚立位の姿勢運動制御の発達変化を明らかにすることを目的とした。当初はさらに、発達性協調運動障害のハイリスク因子とされる早産児と定型発達児を比較し、早産児の姿勢運動制御の発達上の問題を明確化することを目指したが、感染症流行により患者データの測定は十分に行えなかった。3-10歳の定型発達児100例、早産児5例を対象に3次元動作解析システムと床反力計を用い、歩行と片脚立位動作を記録、計測した。定型発達児の姿勢運動制御の発達について検討を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児期の姿勢制御に関わる報告は限られており、また、我々の研究動機は理学療法介入に直結するような基礎データを構築することであった。本研究では、小児期の姿勢制御、特に歩行の特性を明らかにすることができたことで、理学療法対象児の歩行分析、効果的な歩行練習の考案の一助となるデータとなった。また、この基礎データを元に本研究課題で達成し得なかった、発達障害や早産児といった疾患や特性を有する集団との比較を行うことで更なる発展が期待できる。
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