研究課題/領域番号 |
18K17692
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 金城大学 |
研究代表者 |
佐藤 香緒里 金城大学, 医療健康学部, 教授 (20448608)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高齢者 / 開扉動作 / 立ち位置 / 引き戸 / 開き戸 / 転倒 / 跨ぎ動作 / Toe Clearance |
研究成果の概要 |
高齢者にとって転倒を防止は非常に重要である。本課題では、跨ぎ動作時のToe Clearanceについて検討することを目的としていた。しかし、跨ぐ前の開扉動作時の立ち位置についての実験を終了した段階で新型コロナウィルス感染症の蔓延により他の実験の中止を余儀なくされた。3年程研究を延長をしたが感染状況下で被験者の募集ができなかった。 立ち位置についての考察には時間を多く費やすことができた。高齢者では若年健常者と違い開扉動作時の立ち位置は身長など体格の影響は少なかった。また、高齢者では扉の前で立ち止まってから開扉動作を行い、若年健常者とは動作のパターンに違いが見られ、立ち位置に相違が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者における開扉動作時の立ち位置について検討ました。若年健常者の開扉動作時の立ち位置は扉の横の壁の有無や扉の種類によって変化してしているだけでなく、立ち位置の扉との距離は身長に影響されていました。高齢者の場合は身長の影響は少なく、壁の影響は受けるものの扉の種類による影響は少ない結果となりました。これは高齢者のバランス能力が関与しているものと予想されます。
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