研究課題/領域番号 |
18K17719
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
對東 俊介 広島大学, 病院(医), 理学療法士 (50613501)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 敗血症 / リハビリテーション / 生活の質 / 重症患者 / 系統的レビュー / メタアナリシス |
研究成果の概要 |
系統的レビューから、敗血症患者に対してICUから開始する神経筋電気刺激や床上エルゴメータ運動等を含む早期リハビリテーションはQOLを改善し、有害事象を生じないことを明らかにし、ICU退室後から開始される強化リハビリテーションではQOLを改善しないことを明らかにした。 救命センターに入室した敗血症および敗血症性ショックの患者を対象とした調査では、6か月後のADL、QOLの低下項目から、トイレ関連動作や更衣、移乗や階段昇降の動作再獲得に向けたリハビリテーションが必要であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内の救命救急センターに入院した患者については入院前と比べて退院後6カ月後のADLやQOLが低下している患者は多く、トイレ関連動作や更衣、移乗や階段昇降の動作再獲得に向けたリハビリテーションが必要であることが明らかとなった。ICU退室後からではなく、ICU入室中から開始する神経筋電気刺激や床上エルゴメータ運動等を含む早期リハビリテーションが、有害事象を増やさずにQOLを改善する可能性があることを明らかにした。
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