研究課題/領域番号 |
18K17724
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
宮田 一弘 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (70811545)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 脳卒中 / バランス / 評価尺度 / 項目反応理論 / 構造的妥当性 / 尺度特性 / 計量心理学 / 臨床評価指標 |
研究成果の概要 |
本研究は脳卒中によりバランス能力の低下が生じた方のリハビリテーションが適切かつ効率的に実施されるためにバランス構成要素の構造と課題特性に着目し新たなバランス評価指標を開発することを目的とした.解析の結果,新たな評価指標の開発より既存バランス評価指標の特性の理解と活用の方が重要であると考え,Mini-Balance Evaluation Systems Testの能力層と状態把握と介入展開へ役立つ可能性のあるKeyformを作成した.今後は,能力層やKeyformの使用が脳卒中者のバランス能力の把握や改善に実際に寄与するのか検証していく必要がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中者のバランス能力向上を目的としたリハビリテーションは日々行われているが,その評価に最適なバランス評価指標は明らかでなかった.本研究では,Mini-Balance Evaluation Systems Testを用いて脳卒中者のバランス構成要素の構造や項目反応を明らかにし,能力層やKeyformを作成した.得られた知見は,脳卒中者のケアに関わるスタッフがバランスの特性を把握する指標となり,バランス能力向上に向けた効率的な介入へ寄与することが期待できる.
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