研究課題/領域番号 |
18K17767
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
掛橋 千彰 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究技術員 (80535683)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ケトン餌 / 筋持久力 / 筋組成 / 有酸素運動 / 遅筋化 / ミオシン / ケトン / 超高脂肪食 / 骨格筋 / Sema3A / 遅筋 / 機能性食品 / ケトン食 / ケトン体誘導食 |
研究成果の概要 |
ケトン餌摂取は、ラットの代表的な速筋である長趾伸筋の筋線維組成の遅筋方向への移行を促すことを確認した。ミトコンドリア酵素群、代謝に関わる酵素の発現が増加し、有酸素的代謝能力が増すこと示唆された。遅筋化にはSema3Aが関与している事が示唆された。マウスへ移行することを目的として、ケトン餌摂取による筋重量、筋力、筋持久力を評価したが有意な変化は観察されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動効果を高める手段の開発は、運動時間がとれない現代人にとって重要である。運動効果を向上できれば、健康増進に貢献できるからである。我々は、超高脂肪食ともいえるケトン食の摂取が、ラット骨格筋の代謝特性を遅筋型へシフトさせること発見した。これは、食事の内容を工夫するだけで運動をしたような効果があることを示唆しており、また、糖尿病などの運動療法を食事だけで模倣できる可能性を示唆している。
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