研究課題/領域番号 |
18K17802
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
川田 裕次郎 順天堂大学, 大学院スポーツ健康科学研究科, 准教授 (40623921)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感情調節 / アスリート / パフォーマンス / 混合研究法 / スポーツ / fMRI / 神経科学 / スポーツ心理学 / 感情調整 / メンタルトレーニング |
研究成果の概要 |
アスリートにおいて再評価方略(ストレス反応を生じさせる出来事を再解釈する感情調節方略)が心理状態の安定に役立つこと、再評価方略を行う際に特徴的に使用される脳部位が明らかとなった。本研究を通して、アスリートのための効果的な感情調節方略とその神経基盤が明らかとなった。また、1年間の縦断調査によって再評価方略が変化しにくいことが明らかとなり、再評価方略の使用を促すためには介入が必要であることも明らかとなった。これらの知見は、今後のメンタルトレーニングの構築や選手の指導者やトレーナー育成に役立つと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、アスリートのための効果的な感情調節方略として再評価方略を提案できた点、再評価方略が心理状態の安定に貢献するメカニズムについて神経学的側面からエビデンスを提供した点である。 本研究の社会的意義は、選手のためのメンタルトレーニング構築において効果的な感情調節方略に関する知見を提供したこと、指導者や選手サポートを担うスタッフ育成において有用な心理的サポートの知見を提供できたことである。
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