研究課題/領域番号 |
18K17803
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
原 怜来 日本大学, スポーツ科学部, 講師 (20759790)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 水泳 / オープンウォータースイミング / 競泳 / 生理学的特性 / 最大酸素摂取量 / 血中乳酸濃度 / 乳酸性作業閾値 / 乳酸性作業域値 |
研究成果の概要 |
本研究では、2018年度~2022年度のオープンウォータースイミング(OWS)強化指定選手を対象に、流水プールにおいて最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値の測定を行うことで、OWSトップ選手の生理学的特性を明らかにすると共に、OWSレースへの参加が競泳の競技成績に影響するか否かを明らかにすることを目的とした。 その結果、2019年度のナショナルチームに所属している男子選手において、最大酸素摂取量と競技成績で有意な強い相関関係が認められた。一方で、相関関係が認められない年度があったことから、OWSは最大酸素摂取量以外の要素も競技成績に影響する可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オープンウォータースイミング(OWS)選手の生理学的特性について、先行研究ではOWSが五輪種目として採択される前の選手を対象としており、OWSの競技レベルが向上する中、現在のトップ選手の生理学的特性は明らかにされていなかった。 本研究では五輪代表選手を含むOWSトップ選手の生理学的特性を明らかにすることができた。このことにより、国内外のOWSの指導現場において、客観的な指標を示すことができたと考える。 また、今回の測定項目以外の要因がOWSの成績に影響していることが示唆されたことから、今後は他の測定項目も増やし、研究を進めることで、世界におけるOWSの競技力向上に寄与できると考える。
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