研究課題/領域番号 |
18K17827
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 札幌国際大学 |
研究代表者 |
阿南 浩司 札幌国際大学, スポーツ人間学部, 准教授 (00553851)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 野球 / 投球動作 / 体幹 / 骨盤 / 運動学習 / 指導法 / 上肢 |
研究成果の概要 |
本研究では、回転椅子を用いて投球の骨盤および体幹運動における反動動作および捻転形成を狙いとする即時性トレーニングを行い、介入前後の変化を検討した。具体的な知見は以下の通りである。①骨盤および体幹上部の回旋角度および可動域の増大、②骨盤および体幹上部の捻転角度の増大、③角速度の項目については変化なし、④球速については微増。以上から、骨盤および体幹上部の回旋角度および可動域については、本トレーニングによって改善することが示唆された。一方で、角速度および球速の各項目については有意な変化が認められなかった。以上から、球速をより向上させるためにもより中長期のトレーニングの介入が必要であると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で用いた投球における回転椅子トレーニングによって、骨盤および体幹部の反動動作および捻転形成を学習することが可能であることが示唆された。ここでの知見は以下のような応用が期待されると考える。①野球をはじめとする投動作を用いる競技、障がい者スポーツおよび体育教育における運動指導場面でのプログラムコンテンツ・用具・教材開発、②リハビリテーションおよび幼児・高齢者対象の健康運動分野における運動指導場面でのプログラムコンテンツ・用具・教材開発。
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