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tESが投動作パフォーマンスへ与える影響の個人差につながる生理的要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17871
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2019-2022)
中京大学 (2018)

研究代表者

原田 健次  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 研究員 (70736058)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード経頭蓋電気刺激 / レビュー / t-ES / システマティックレビュー / 経頭蓋磁気刺激 / 運動制御 / 投動作 / 個人差 / 脳波 / 運動パフォーマンス / 自律神経活動
研究成果の概要

経頭蓋電気刺激(tES)は頭蓋骨上から微弱な電流を流すことで、脳の神経活動を修飾することで、機能の発現や学習の程度などを修飾できることが期待されている。本課題では先行知見を整理し、頭部の解剖学的な特徴、脳活動との関連、および投動作への影響を検討する。
脳や頭部の解剖学的な構造や体積、安静時の高周波数帯域のβ波がtESの効果に対して関連することが報告されており、構造や活動の計測はtESの効果を得るための調整因子として重要である。また、複雑な投げる動作へもtESは効果を示し、その効果の程度には動作の習熟が関与している可能性が示されている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

経頭蓋電気刺激は軽度な侵襲で脳活動の修飾、機能への影響があることが示されており、スポーツなどを含む広い分野への適応が期待されている手法である。一方で、効果の表れ方に個人差が大きいことから社会への応用には個人差に関連する因子の解明とそれに基づくテイラーメイドな刺激方法の開発が重要な課題である。本課題では先行研究から得られる知見を整理したことで、脳や頭部の解剖学的な特徴および電気的な神経活動の状態が経頭蓋電気刺激の効果である皮質の興奮性に関与している可能性を報告した。今後、経頭蓋電気刺激により修飾した機能とこれらの関連を検討することで経頭蓋電気刺激の広い適応手法が開発されることが考えられる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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