研究課題/領域番号 |
18K17872
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
山本 真史 日本福祉大学, スポーツ科学部, 助教 (40736526)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 重力 / 運動制御 / 筋活動 |
研究成果の概要 |
日常生活において,重力は私たちの身体を常に鉛直下方向に牽引する.そのため,重力が身体を牽引することを私たちは考慮して運動を制御しなければならない.鉛直方向への上肢運動を対象としたこれまでの研究は,脳が重力の作用をうまく利用して運動制御することを示唆している.本研究では,これまでの知見を拡張して,鉛直方向への上肢運動における重力利用の特性が,運動方向および運動速度に応じるかについて行動学的および生理学的アプローチから検証した.研究の結果,鉛直方向への上肢運動において,重力利用の特性が運動方向および運動速度に応じることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は,鉛直方向への上肢運動において,重力を利用する特性が運動方向および運動速度に応じることを示唆するものであった.重力を利用した運動制御は,例えば筋収縮に伴うエネルギーコストを抑制し,長時間の高い運動パフォーマンスを可能にし得る.そのため,スポーツにおける運動パフォーマンス向上の試金石になり得るものと考えられ,本研究の知見は運動制御における重力利用の有用性を検証するための一助になる.
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