研究課題/領域番号 |
18K17910
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 愛知県立大学 (2022) 広島修道大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
三浦 康平 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (70801679)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 動脈硬化 / 血管内皮機能 / 運動 / 運動トレーニング / 血流依存性血管拡張反応 / FMD / シェアストレス / 血糖 / 食事 |
研究成果の概要 |
本研究では,運動と食事が血管内皮機能に与える相互作用,具体的には効果的な運動のタイミングや運動様式について検証した。また,運動トレーニングによる血管内皮機能への慢性効果について検証した。運動実施のタイミングについては,食事の前後にかかわらず運動を行うことで,食事摂取後の一過性の血管内皮機能低下を抑制でき,その作用は食前に行う運動より食後に行う運動の方が大きかった。運動様式は,低強度一定負荷運動より高強度間欠運動の方が,食事摂取後の一過性の血管内皮機能低下を抑制した。また,4週間の運動トレーニングにより血管内皮機能に対する慢性効果につながる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,食事による一過性の血管内皮機能低下を抑制するために,血管内皮機能に対して正の効果をもつ運動を,どのタイミングで,どのような運動様式を行うことが効果的であるかを検証した。運動実施のタイミングは食前に行う運動より食後に行う方が,運動様式は低強度一定負荷運動より高強度間欠運動の方が,それぞれ食事摂取後の一過性の血管内皮機能低下を抑制する可能性が示唆された。本研究成果は,動脈硬化予防に適した新たな運動と食事の在り方の提示を期待させた。
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