研究課題/領域番号 |
18K17918
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
呉 世昶 筑波大学, 医学医療系, 研究員 (10789639)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 振動刺激 / 加速度訓練 / 運動 / 遠隔指導 / マイオカイン / 糖代謝 / 疲労 / 生活習慣病 / 筋硬度 / 運動療法 / 遠隔運動指導 / 全身振動プログラム / 脂肪肝 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / 食事療法 / 身体組成 / Titin-N fragment / 慢性腰痛症 / 全身振動トレーニング / アディポカイン / ヘパトカイン / 肥満 / 食事 |
研究成果の概要 |
医療組織における多数の患者の支援策として,さらに積極的に対応できる遠隔運動指導プログラムの実用化を目的とした。運動療法は基本治療として重要であるが、心理的・身体的な障害や疲労しやすい点より、運動療法の実践と継続が困難である症例も少なくない。そこで,短い時間で全身の骨格筋を効率的に刺激する動作で構成された振動プログラムを考案した。本プログラム実施はマイオカインの改善と共に糖・脂質指標の改善が明らかとなった。この結果から、運動を避けがちな者においても、本プログラムは高度の疲労感を伴わない等,継続性や効率性に優れた効果的な運動法として考えられた。本プログラムは遠隔運動指導で無理なく十分使えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣病に対して運動療法は基本治療として重要であるが、心理的・身体的な障害や疲労しやすい点より、運動療法の実践と継続が困難である症例も少なくない。そこで,娯楽性・安全性・継続性に優れ,効果的な運動療法の代替手段の確立が求められている。本研究の最初ステップとして、日常の運動が困難な者でも楽しく実施可能な「適切かつ誰でも続けられる運動療法」をコンセプトに、遠隔運動指導で無理なく十分使える新たな運動法の構築を目指した。本プログラムは運動実践に苦しむ多くの人へ遠隔的に適用することが可能であり、身体的自立やその親族の介護負担の軽減を通じて、生涯自立と生きがいを確保する点で大きな意義があると考える。
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