研究課題/領域番号 |
18K17924
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
森 博康 徳島大学, 先端酵素学研究所(糖尿病), 助教 (80611772)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 食事療法 / 運動療法 / 高齢者 / 糖尿病 / サルコペニア / 1型および2型糖尿病 |
研究成果の概要 |
高齢2型糖尿病患者の食事・運動療法の有用性に関する検討を行った。糖尿病を発症していない一般高齢者(非糖尿病)集団も含め、食事療法群、運動療法群、食事+運動療法群に分けた介入研究を行い、2型糖尿病の病態が食事・運動療法の介入効果に与える違いについて検証を行った。18週間の介入の結果、糖尿病治療を行っていない健常高齢者では食事+運動療法群は各単独介入と比べ四肢の筋肉量や膝伸展筋力が有意に増加していた。また、健常高齢者では四肢の筋肉量や膝伸展筋力の増加と共に身体的QOLが有意に増加していた。一方、高齢2型糖尿病患者は、一般高齢者と比べ食事+運動療法による四肢筋肉量や膝伸展筋力の介入効果が少なかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに高齢糖尿病患者におけるサルコペニア治療を目的とした食事・運動療法に関するエビデンスはほとんどない、高齢糖尿病患者の血糖管理や腎症重症化予防の他、新たにサルコペニア治療を含めた従来の食事・運動療法の有効性を明らかにすることで、我が国の高齢者糖尿病治療に向けた新たなエビデンス創出が期待できる。 超高齢者社会の我が国においてサルコペニアや糖尿病治療の併用介入は重要であろう。
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