研究課題
若手研究
自律神経機能の低下は高血圧発症に先んじるため、高血圧症の一次予防のためには自律神経機能の評価方法を確立させることが重要である。本研究では潜水反射試験という簡便な自律神経機能の評価方法を用い、40~80歳の男女58名に対し測定をおこなった。その結果、潜水反射試験中の血圧応答(3種類)・心拍応答(2種類)の組み合わせから、自律神経機能を6パターンに分類可能となることが確認された。このパターン分類が自律神経機能を評価する上で重要となるかもしれない。
自律神経は高血圧だけでなく全死亡とも強く関連し、ヒトの健康にとって極めて重要な評価指標であるにもかかわらず、従来の方法では負担や時間等の制約から大規模な疫学研究や健康診断等の臨床応用に至っていない現状にある。本研究は簡便な潜水反射試験を用い、心拍と血圧の応答からパターン分類をするという、新たな自律神経機能の評価方法を提案した点で学術的・社会的意義がある。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 4件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 3件)
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