研究課題/領域番号 |
18K17943
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 東京聖栄大学 |
研究代表者 |
膳法 浩史 東京聖栄大学, 公私立大学の部局等, 講師 (90749285)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | サルコペニア / 血流量 / 骨格筋 / 介護予防 / 循環 / 摂食 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、加齢に伴う筋血流量の減少に着目し、日本人高齢者における骨格筋量と筋血流量の関係を明らかにすることを目的とした.筋肉量は生体電気インピーダンス法を用いた.血流量の測定はドップラー超音波エコーを用いて大腿動脈を測定した.食後の血流量増加を評価するため、食事負荷試験を実施した.対象者は前日に規定食による夕食を摂り、夜9時~翌朝までは水以外を摂取しないようにした.試験当日は30分間の座位安静をとり筋血流量を測定する.その後朝食を摂取し、30分毎に筋血流量を測定した.本研究では骨格筋量と筋血流量の間に有意な相関関係が認められなかったが、今後対象者数を増加させるなど慎重に検討する必要がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢化かつ長寿国である我が国では、高齢者が他者の介護を受けることなく自立した生活を営むこと、つまり介護予防が重要である.しかしながら、要介護状態となる原因の一つである加齢に伴う筋量と筋力の減少(サルコペニア)の原因は、多くの仮説が提唱されているものの未だ不明なままである.本研究では骨格筋量と筋血流量の関係性について検討したが、有意な相関関係が認められなかった.今後、さらなる検討を重ね介護予防に資するようにしたい.
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