研究課題/領域番号 |
18K17948
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
森川 咲子 徳島文理大学, 人間生活学部, 講師 (20811300)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 青少年 / 生活習慣病 / 食習慣 / 睡眠習慣 / 体力 / 青少年期 / 肥満 / 代謝異常 / 運動習慣 / 血圧 / 脂質代謝 / 糖代謝 / 青年期 |
研究成果の概要 |
本研究では中学生の健康状態に関連する生活習慣や要因を明らかにすることを目的とした。中学生の体格と代謝異常の関連を検討したところ、肥満指数が増加するごとに代謝指標は悪化しており、この傾向は特に血圧と脂質代謝で顕著であることが明らかとなった。また、中学生の代謝異常と体格の関連において、体力や生活習慣がどのような役割を持つか検討した。その結果、体格と体力は相加的に代謝異常リスクと関連し、肥満かつ握力や上体起こしなどの筋体力が低値である者は非肥満かつ筋体力が中-高値である者に比べて代謝異常リスクの可能性がおよそ3倍高値であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
青少年期の体格と代謝指標の関連の検討において、軽度体重増加の評価は血圧管理に有用な情報をもたらすと同時に、より高い肥満指数を持つ青少年は代謝異常の傾向があり、生活習慣改善の必要性が高いことを明らかにした。 また、中学生の体力と体格の関連の検討では、体格と筋体力は相加的に代謝異常リスクと関連した。このことから、筋体力を一定水準以上に保つことは肥満小児において、良好な代謝指標を維持させる可能性が示唆された。
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