研究課題/領域番号 |
18K17967
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
中本 晶子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (90803536)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 大豆イソフラボン / エクオール / メタボリックシンドローム / エストロゲン / エストロゲンレセプター / マクロファージ / T細胞 / 大豆 / イソフラボン |
研究成果の概要 |
大豆イソフラボンによる免疫抑制を介した抗メタボリックシンドローム予防法の探索を目指した。メタボリックシンドロームは全身の慢性炎症から惹起される病態である。この炎症状態に対する大豆イソフラボンの作用および炎症制御に関連するリンパ球への作用として、大豆イソフラボンの1つであるエクオールは、食餌誘発性肥満マウスにおいて糖代謝改善作用を示した。さらにこの糖代謝改善作用にはT細胞およびB細胞が関与する可能性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リンパ球の機能制御によるメタボリックシンドロームに対する新たな予防法の探索として、大豆イソフラボンに着目した。大豆イソフラボンの1つであるエクオールは、食餌誘発性肥満マウスにおいて糖代謝改善作用を示した。さらにこの糖代謝改善作用にはT細胞およびB細胞が関与する可能性が示唆された。食品成分である大豆イソフラボンが、これまで病態制御の標的とされてきた炎症性マクロファージの上流にあるリンパ球を制御してメタボリックシンドロームの病態形成に関わる糖代謝を制御する可能性を見出した。
|