研究課題/領域番号 |
18K18095
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
中島 武三志 東京工芸大学, 芸術学部, 助教 (60707404)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 擬似触力覚 / クロスモーダル / 聴覚刺激 / VR / MR / 擬似力覚 / 周波数特性 / AR / 擬似触覚 / 疑似触覚 / クロスモーダル知覚 / 触力覚 |
研究成果の概要 |
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いた人工現実感(VR)/複合現実感(MR)環境において,映像内の仮想物体の位置や形状を変形することで,擬似的に触覚や力覚が知覚される現象(擬似触力覚)が報告されている.本研究では,仮想物体への接触時に効果音を呈示すると擬似触力覚にどのような影響が生じるかを検証した. その結果,効果音によって触覚の強度や尖鋭性が変化することが示された.また,接触音の低周波数帯域のパワーが相対的に大きいほど手や腕に感じる抵抗感(力覚)が大きくなることが分かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における成果により,呈示可能な強度の限界が指摘されていた擬似触力覚において,効果音を付加したり,その周波数特性をコントロールすることによって,より豊かな触力覚を呈示可能であることを明らかにした.特に,物理シミュレーションによるリアルな接触音でなくても,VR/MRコンテンツの制作意図に応じた効果音によって触力覚をコントロールできる可能性を示した.
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