研究課題/領域番号 |
18K18275
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 高崎経済大学 (2019-2023) 首都大学東京 (2018) |
研究代表者 |
太田 慧 高崎経済大学, 地域政策学部, 准教授 (80803014)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 周辺地域 / 海岸観光地 / 存立基盤 / 発展メカニズム / 適正利用 |
研究成果の概要 |
本研究は、周辺地域における海岸観光地の空間構造や存立基盤を解明するとともに、海岸観光地の適正利用を検討することを目的とした。本研究は周辺地域に位置し、観光開発が著しい沖縄県の宮古諸島およびオーストラリアのケアンズを研究対象地域とした。研究対象地域においては、定量的な分析および現地調査を実施することで、観光地域の動向をマクロ・ミクロの重層的スケールに基づいて可視化・分析した。周辺地域における観光地域では、開発主体や訪問者の動向、都市構造や地理的条件が海岸観光地の存立基盤となっていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
周辺地域における観光地域では、地域の従来産業の破壊やそれにともなうコミュニティの破壊、過度な自然環境の改変などの持続可能な観光開発に関する課題が顕在化しやすい特徴がある。本研究はこうした周辺地域に位置し、発展が著しい沖縄県の宮古諸島の島嶼地域およびオーストラリアのケアンズを研究対象地域としている。このような日本や太平洋沿岸諸国の大都市圏を発地とした宮古諸島およびケアンズの研究は、従来の欧米を発地としたモデルを深化・発展させるものとなりうる。また、周辺地域における海岸観光地の存立基盤や発展メカニズムの解明は、将来の地域計画に寄与し、開発途上国や他の観光地域のマネジメントへ貢献できるものとなる。
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