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生体内免疫反応回避を目指した擬似細胞材料の創製

研究課題

研究課題/領域番号 18K18381
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90120:生体材料学関連
研究機関東京大学

研究代表者

小田 悠加  東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (30784508)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードハイドロゲル / 粒子 / 生体材料 / 微粒子
研究成果の概要

免疫反応を回避するための材料として疑似細胞材料を提唱した。この疑似細胞材料はまず細胞と似ている形状、粘弾性および表面構造を持つものとして考え、作製を試みた。このための方法としてマイクロ流体デバイスを用いたポリマー粒子の作製を行い、さらに粒子の表面修飾をするためにマイクロ流体デバイスの表面修飾を行うことにより効率的に作製したポリマー粒子表面の修飾を行った。作製された疑似細胞材料に対し、細胞は粘弾性に応じて異なる反応を示すことを見出した。また長期的に移植可能な強度を持つ材料との複合化にも成功した。これは長期的に安定な移植可能材料につながる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

人工材料を生体内に移植することで失われた生体機能を代替しようとする試みは多く行われている。しかし、移植された物質は生体の免疫反応により本来期待された機能を発揮できないことが多い。そこで本研究では細胞と材料との相互作用を理解し制御することを可能とする材料を提示することを目的とする。これを達成することで免疫反応の理解の一端となるとともに長期に移植可能な材料設計を提示することができると考える。広く適用可能な移植用材料は多くの医療分野へ貢献することができる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)

  • [学会発表] PDMS Bonding Without O2 Plasma Treatment2019

    • 著者名/発表者名
      Haruka Oda and Shoji Takeuchi
    • 学会等名
      The 23rd International Conference on Miniaturized Systems for Chemistry and Life Sciences
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] Tough hydrogel tube for long-term cellular graft2019

    • 著者名/発表者名
      H.Oda, S. Nagata, S. Takeuchi
    • 学会等名
      MEMS2019
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [産業財産権] Surface modification of PDMS for O2 plasma free bonding2019

    • 発明者名
      Haruka Oda, Shoji Takeuchi
    • 権利者名
      Haruka Oda, Shoji Takeuchi
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2019
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 外国

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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