研究課題/領域番号 |
18K18418
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
駒澤 伸泰 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (20529226)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 気道管理 / 呼吸管理 / シミュレーション / 赤外線 / 救急 / 気道 / 換気 / イメージング / 気道評価 |
研究成果の概要 |
本研究は、赤外線イメージングの緊急気道評価への臨床応用を確立させることを目標とした。「赤外線イメージングによる気道評価」と「気道管理困難」の関連性についてシミュレータでの初期観察研究を行った。気道診察時における従来の気道管理予測法である下顎の大きさや開口度と、体外からの赤外線イメージングによる気道評価の関連を評価した。視野改善度の評価は、画像解析ソフトを用い、数値的評価を行った。その過程で三次元的評価の必要性が明らかになった。AIによる画像評価が活用し、長軸・短軸方向同時アプローチによる3次元的な情報に統合し、赤外線イメージングによる気道管理法確立を今後も継続していきたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
気道確保は生命維持に必須である。口腔内視野障害等の気道確保不能症例の死亡率は依然として高く、新たな気道評価法開発が急務である。赤外線イメージングは、肉眼的に捕捉できない位の可視化に有効であり、暗所や水中での有効性が示されている。しかし、気道確保領域における赤外線イメージング技術の応用は様々な制約から検討されていない。本研究は、①人型シミュレーターによる様々な気道管理困難モデル(肥満・睡眠時無呼吸症候群・吐血・嘔吐・気管内腫瘍など)を活用した赤外線イメージングによる新たな気道確保評価方法および②臨床現場における赤外線イメージング機能を用いた網羅的な気道評価方法の応用への課題を明らかにした。
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