研究課題/領域番号 |
18K18425
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
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研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
高嶋 淳 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 福祉機器開発部, 研究員 (90711284)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 重度肢体不自由者 / 電動車椅子 / 反力提示デバイス / 肢体不自由者 / 動作解析 / 運動障害 / 力覚提示 / 中枢性運動障害 / 動作計測 / 共同運動 / 連合運動 / 脳性まひ |
研究成果の概要 |
本研究は,重度肢体不自由者の電動車椅子操作を随意に行うことができるようにする方法を検討,開発することを目的としている.この目的達成を目指し,第1に,頸髄損傷者の電動車椅子コントローラのジョイスティック位置の最適化法を提案した.第2に,実験から得られた示唆を元に,反力を提示するコントローラを2機種を設計・製作した.試作1号機は機構と機能実現をコンセプト実証を目指し作製し,試作2号機は1号機をもとに実用を目指し改良を施し実用可能な大きさと機能を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した力覚提示ジョイスティックは,重度肢体不自由者に対して電動車椅子操作中にどういった力をどの方向に発揮しているのかを知ることができる. 従来,電動車椅子操作が難しい重度肢体不自由者に対しては自力での移動を断念し,介護者による移動手段しか実現できなかったところ,本ジョイスティックを使うと,どういった動作ができていて,どういった動作ができないのか,また,どうすれば操作できるようになるのかがわかり,重度肢体不自由者の電動車椅子への適用が広がると考えられる.これにより重度肢体不自由者の社会参加を助けることにつながると考える.
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