研究課題/領域番号 |
18K18619
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
寺田 弥生 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (20301814)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 計算物質科学分野高等教育 / 博士人材 / 計算科学教育とヒューマンスキル育成の融合 / イノベーション創出人材育成 / 計算物質科学 / 博士人材・大学院生教育 / イノベーションリーダー育成 / 高等教育プログラム開発 |
研究成果の概要 |
計算物質科学(CMS)のテクニカルスキル教育とアクティブラーニングを取り入れたヒューマンスキル研修を融合したオンサイトの短期総合教育プログラムを開発・施行し、ヒューマンスキルの修得に興味が少ない層にもCMS専門性とヒューマンスキルの双方を学ぶ動機付けとして有効であることを示唆する結果を得た。また、オンラインとオンサイトの双方で、参加者体験型の実習の有効性が高い結果を得た。しかし、オンラインセミナーでは、参加者は場所や所属によらず参加しやすいが、若干難しいと感じ積極的な参加が減る傾向が見られた。 また、CMS博士研究者数の経年変化を推定し、CMS研究者の更なる育成が望まれていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の日本の博士号取得者には産官学の様々なセクターでの活躍が期待されており、テクニカルスキル(研究力)のみならず複雑な課題をチームで解決するための高度なヒューマンスキルの双方が求められている。本研究では、計算物質科学分野をターゲットに、2つのスキルを修得するための短期融合教育プログラムを開発し有効性を検証することで、多様な研究や開発の現場等で若手研究者が次世代のグループリーダーとして、様々な分野や背景の人々とのチームで複雑な研究開発の課題に取り組める人材となれるような育成支援の一手法を提案した。
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