研究課題/領域番号 |
18K18637
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
岩永 恭雄 信州大学, 教育学部, 名誉教授 (80015825)
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研究分担者 |
宮崎 樹夫 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (10261760)
村松 浩幸 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (80378281)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 学習ゲーム / 主体的・対話的で深い学び / 子ども用【編集ー共有】システム / 証明 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,ネットワーク環境で主体的・対話的で深い学びを実現するために,学習ゲームと,子どもによるゲームの【編集ー共有】システムを開発することである.この目的達成のため,学習ゲーム開発に向けて,学習内容・活動として数学教育における証明学習に着目し,その特質である証明構造の理解に基づいて学習支援システムを開発した。具体的には,推論(普遍例化,シロギズム)を可視化し,全称命題の適用と系列化に基づく証明の構成を可能とし,解答に即したフィードバックを提供できるようにした。また,ネット上で主体的・対話的で深い学びを実現できるよう,Webトラッキングで学習者による支援システムの利用状況を可視化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
"本研究の成果により,学習ゲームの基になる学習支援システムが学習内容・活動の特質に基づくことの重要性とともに,その特質をシステムとして具現する際に伴う技術的な複雑性・困難性を明らかにすることができた。 学習支援システムとWebトラッキングの連携による解決状況の把握は,単に学習者支援に留まらず,学習内容・活動の困難性を精査する研究環境の開発にもつながるものとして先進性を有する。 また,学習支援システムとWebトラッキングとの連動に要するアイデア・スキル・仕組み等は,ユーザーを想定したいずれのシステムでも同様であり,転用可能であることから汎用性を有する。"
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