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幼小接続期の数理認識の発達に着目した評価スケールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K18648
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関神戸大学

研究代表者

岡部 恭幸  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70425057)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード幼小接続 / 数理認識 / 評価スケール / サビタイジング / 幼小接続期 / 数学教育 / 発達と教育の道筋 / 数理認識の発達 / 数理認識論 / ディスエンベディング
研究成果の概要

幼小接続期における幼児・児童の能力を明確にするとともに、これらの能力に起因する学習の困難性についても整理をおこなった。さらに、研究の視点として、現幼稚園教育要領に述べられている幼 児期の終わりまでに育って欲しい 10の姿について振り返る資料の開発と活用についても検討をした。
幼児期についてのサビタイジングを基盤とする認識の調査を実施した。 そこで得られたデータを今後詳細に考察することで、幼小接続の道筋を明らかにし、それを根拠に幼小接続期の特定の数理認識に関する評価スケールの検討を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、特定の数理認識の発達についての研究の知見に基づき、幼小接続期の 幼児・児童を対象に調査や観察を実施し 、そこで得られた幼児期の数理認識のデータを考察することで、幼小接続の道筋を明らかにし、それを根拠に幼小接続期の特定の数理認識に関する評価スケールを開発に繋げる知見を得ることである。そこで得られた幼児期の数理認識のデータを今後詳細に考察することで、幼小接続の道筋を明らかに し、それを根拠に幼小接続期の特定の数理認識に関する評価スケールの開発が可能となり、今後の就学後の学習の困難性の解明や解消につながることが期待できる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 4件)

  • [雑誌論文] 幼小接続期における領域「環境」と算数科のカリキュラムの課題に関する一考察ーサビタイジングを基盤とする認識と数の合成・分解の学びの道筋に着目して2021

    • 著者名/発表者名
      中橋葵、岡部恭幸
    • 雑誌名

      数学教育学会誌

      巻: 62 ページ: 1-14

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 数の合成・分解の学びに至る幼小接続期の幼児・児童の実態に関する一考察ー生物学的一次的能力としてのサビタイジングを基盤とする認識に着目してー2019

    • 著者名/発表者名
      中橋葵 岡部恭幸
    • 雑誌名

      日本数学教育学会第52回秋期研究大会発表集録,

      巻: 論文発表の部 ページ: 49-56

    • NAID

      40022493670

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 幼児期の豊かな数感覚につながる経験と保育者の援助を考える2019

    • 著者名/発表者名
      中橋葵 岡部恭幸
    • 雑誌名

      保育学研究

      巻: 57 号: 1 ページ: 6-16

    • DOI

      10.20617/reccej.57.1_6

    • NAID

      130007761068

    • ISSN
      1340-9808, 2424-1679
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 幼児期の数学教育における「遊びを通しての指導」の再検討―フロー理論に着目して2018

    • 著者名/発表者名
      中橋葵、岡部恭幸
    • 雑誌名

      数学教育学会誌

      巻: 59 ページ: 59-66

    • NAID

      130007729922

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 領域「環境」の子どもの経験を支える保育者の意識についての検討 ― 子どもの数へのかかわりに着目して ―2021

    • 著者名/発表者名
      中橋葵、岡部恭幸
    • 学会等名
      日本保育学会74回大会発表論文集 p.960
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 生活や自然と関わる遊びと子どもの認識の発達についてー)「かず・りょう・かたち」に焦点化してー2021

    • 著者名/発表者名
      岡部恭幸
    • 学会等名
      大阪大谷大学シンポジウム「乳幼児期のクリエイティブな思考を育む物的・人的環境の創造
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 幼小接続期における個数把握課題に対する方略の分析-視線情報を踏まえたサビタイジングを基盤とする認識の実態把握に向けて-2020

    • 著者名/発表者名
      中橋葵、岡部恭幸
    • 学会等名
      日本数学教育学会 第53回秋季研究大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本における幼児期の数学教育の課題と展望2019

    • 著者名/発表者名
      岡部恭幸
    • 学会等名
      数学教育学会冬季研究会,
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Learning Conceptual Subitizing Spontaneously in Play:Tangible Examples of Young Children in Japan2019

    • 著者名/発表者名
      中橋葵, 岡部恭幸
    • 学会等名
      he 20th Pacific Early Childhood Education Reaserch Association International Conference
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] The Impact of Using Monitoring Tool to Enhance the Understanding of Each Child’s Development: Through Quantitative Content Analysis on Answers for Questionnaire Survey2019

    • 著者名/発表者名
      長谷川諒, 北野幸子, 國土将平, 岡部恭幸
    • 学会等名
      he 20th Pacific Early Childhood Education Reaserch Association International Conference
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 幼児期における数学教育の教育内容・指導法について2019

    • 著者名/発表者名
      岡部恭幸, 中橋葵
    • 学会等名
      数学教育学会夏季研究会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼児期の経験に数学概念や数学的思考の発達を捉える意識を考えるー領域「環境」の保育の質の向上にむけてー2019

    • 著者名/発表者名
      中橋葵, 岡部恭幸
    • 学会等名
      日本保育学会第72回関東ブロック
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 5歳児の育ちと学びの姿を振り返る資料の開発-10の姿を活用しながら-2018

    • 著者名/発表者名
      北野幸子、岡部恭幸、長谷川諒
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼小接続期の概念的サビタイジングの発達に関する研究-数の合成・分解の学びのプロセスに着目して-2018

    • 著者名/発表者名
      中橋葵、岡部恭幸
    • 学会等名
      日本数学教育学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼児期の数学教育における「遊びを通しての指導」の再検討―フロー理論に着目して2018

    • 著者名/発表者名
      岡部恭幸・中橋葵
    • 学会等名
      数学教育学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2024-01-30  

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