研究課題/領域番号 |
18K18649
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
橋爪 一治 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (70709740)
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研究分担者 |
伊賀崎 伴彦 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (70315282)
大谷 みどり 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (80533299)
樋口 和彦 広島修道大学, 人文学部, 教授 (80710110)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 小学校外国語 / 書字技能 / アルファベット指導 / 書字の定量評価 / アルファベット / 書字巧緻性 / 力覚等仮想支援システム / ディスグラフィア / 書字指導 / 感覚統合 / 仮想現実 / 小学校外国語科 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,ディスグラフィア(書き障がい)を含むすべての児童が,小学校外国語科でアルファベットを習得できる指導法の開発を目指した。 このため,研究を児童への支援システムの開発及び児童の書字技能の巧緻性評価に分けて行った。支援システムは,力覚デバイス等により指導者の書字動作を記憶,再生し,視覚,聴覚等に働きかける。研究の結果,アルファベットの指導に用いる支援システムが開発できた。定量評価は,なぞり書き技能を定量的に評価するものであり,加速度などの特徴量から,「運筆制御力」等の主成分を抽出した。これらを用いて,児童のなぞり書き技能を評価するに至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2021年度から,小学校外国語が導入された。これに至る過程で,外国語活動があり,国語科ではローマ字の指導がなされていた。 アルファベットの習得は,これらの基本であるが,習得が困難あるいは習得に時間がかかるなどの児童がいることは事実である。そこで,本研究で,アルファベットの指導の基礎となる各文字の評価や感覚刺激に働きかける新しい指導法を開発してきた。
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