研究課題/領域番号 |
18K18662
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 川村学園女子大学 |
研究代表者 |
桂 瑠以 川村学園女子大学, 文学部, 准教授 (60572815)
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研究分担者 |
北原 靖子 川村学園女子大学, 文学部, 教授 (60221917)
木村 文香 東京家政学院大学, 現代生活学部, 准教授 (70424083)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 高齢者 / ネット利用 / 社会的活動 / ウェルビーイング / 精神的健康 / ネットシステム / ネットリテラシー / ネット使用 |
研究成果の概要 |
本研究では、高齢者の社会的活動及びウェルビーイングを高めるネットシステムを確立することを目指して3つの研究を行った。研究1は、ネットの利用が高齢者の社会的活動及びウェルビーイングに及ぼす影響を検討するため、高齢者を対象としたWeb調査及び、青年期から高齢期の世代を対象としたパネル調査を行った。また研究2、3では、高齢者の社会的活動及びウェルビーイングを高めるネットシステムを開発し、その効果を検討する実験を行った。その結果、本ネットシステムの利用が高齢者の社会的活動及びウェルビーイングを向上させることが示され、高齢者のネット利用において有用であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果と意義として、高齢者の社会的活動及びウェルビーイングを高めるネットシステムを開発し、その効果を検討することで、高齢者のICT活用を促進し、心身の健康の向上につながる効果が期待できることが挙げられる。ICTの普及に伴い、高齢者のネット利用も増加しているが、高齢者の使いやすさやニーズが考慮されたネットサービスやコンテンツは少ない。また、ネット利用が高齢者に及ぼす影響に関する実証研究も十分に蓄積されていない。そのため、ネット利用が高齢者に及ぼす影響を明らかにし、高齢者に役立つネットシステムを開発することにより、高齢者のICT活用の促進及び、心身の健康の向上につながる効果が期待できる。
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