研究課題/領域番号 |
18K18750
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分14:プラズマ学およびその関連分野
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
三瓶 明希夫 京都工芸繊維大学, 電気電子工学系, 准教授 (90379066)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 微粒子プラズマ / プラズマ応用 / クーロン結晶 / 微生物 / 殺菌滅菌 |
研究成果の概要 |
RFプラズマ中に微生物を浮遊させる技術を確立した.オートクレーブ処理で失活した大腸菌や肺炎桿菌等がプラズマのシース端に浮遊することが確認された.肺炎桿菌は分散性が良く,一つ一つの菌が独立に浮遊してクーロン結晶のような準秩序構造が自発的に形成された.プラズマ中に浮かぶ微生物に外部から電場を印加し微生物の応答を計測した結果,微生物種によって振る舞いが異なることがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プラズマ中に微粒子を入れると負に帯電し,クーロン力や重力等の力が釣り合う位置で浮遊する事実は良く知られている.本研究では低温プラズマ中に種々の細菌を導入し,それらが帯電することでプラズマに浮遊することを確認され,自発的に秩序構造が形成されることを観測した.この事実は機能性材料・アストロバイオロジー・医療分野に対する応用へ期待できる.
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