研究課題/領域番号 |
18K18883
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分22:土木工学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鎌田 敏郎 大阪大学, 工学研究科, 教授 (10224651)
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研究分担者 |
寺澤 広基 大阪大学, 工学研究科, 助教 (50750246)
内田 慎哉 富山県立大学, 工学部, 准教授 (70543461)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | コンクリート中鋼材腐食 / 高周波交流磁場 / 電磁場応答 / 電磁場検出センサ / 非破壊評価 / 弾性波 / コンクリート中鋼材 / 腐食 / 非破壊評価手法 |
研究成果の概要 |
かぶりコンクリートの品質の影響を受けず、コンクリート内部に浸透する数kHz~数100kHz帯域の高周波交流磁場と、これを印加した際の鋼材上の誘導電流の表皮効果を組み合わせることにより、コンクリート中鋼材表層部の腐食を検出する手法について検討した。鋼材表層で発生する微小磁場を安定して検出できる電磁場検出システムの開発を行い、ロックイン検波(位相敏感検波)により、鋼材表層性状の変化を高精度に測定する信号処理手法を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、鋼材腐食の状況を、その初期段階から適確に検出できる新しい非破壊評価方法を評価したことである。RC床版内部の鉄筋腐食やコンクリート/ 土中の道路標識/照明柱地際部の鋼材腐食など、従来の外観目視では状況把握が困難であるにも関わらず、構造物の耐力低下や第三者被害につながりかねない検査項目に対して本手法の貢献度は極めて高いと考えられる。
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