研究課題/領域番号 |
18K18985
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
三浦 篤志 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90379553)
|
研究分担者 |
藤井 翔 北海道大学, 理学研究院, 助教 (90725425)
|
研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
|
キーワード | タンパク質 / レーザー捕捉 / 結晶化 / 分子配向制御 / リアルタイム結晶化 / 配向制御 / 界面レーザー捕捉結晶化 / マイクロ流路デバイス / マイクロバブル |
研究成果の概要 |
本研究はタンパク質のin situかつリアルタイムなレーザー捕捉誘起結晶化の実現に向けた検討を行い,マイクロバブル界面がタンパク質分子のレーザー捕捉結晶化に対して有用であること,捕捉レーザー光により形成される高濃度領域へ外部摂動としてのパルスレーザー光をシングルショットで導入することにより,結晶形成の時間と空間を制御したタンパク質分子の時空間制御結晶化が可能であること,捕捉レーザー光照射下におけるタンパク質分子の異方的配向・配置の詳細を明らかにし,分子配向制御により時空間制御タンパク質in situかつリアルタイムなレーザー捕捉誘起結晶化が可能であることを明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タンパク質の立体構造を高精度に決定するためには高品質な単結晶が必要不可欠であるが,タンパク質の結晶作製は旧態依然とした試行錯誤的な方法や運に依存している。結晶化スクリーニングに要する結晶化時間の短縮と結晶形成率の高効率化が可能な新規結晶作製手法の開発が必要とされているがそのような手法は未だない。本研究成果はレーザー捕捉法を利活用することでこれまで誰も為し得なかった短時間、in-situかつリアルタイムなタンパク結晶化を可能とするものであり,学術的にも産業・興行的にも意義が大きい。
|