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抗体を用いた魚類性成熟制御法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K19227
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
研究機関東京海洋大学

研究代表者

近藤 秀裕  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (20314635)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワードバイオテクノロジー / 抗体 / 魚類生殖
研究成果の概要

本研究では、生殖腺刺激ホルモン受容体に特異的に結合する特異抗体を応用し、生殖腺の発達を抑制する手法の開発を試みた。ウサギを免疫しニジマス生殖腺刺激ホルモン受容体に対する抗血清を調製し、ここからIgGを精製したものを特異抗体として実験に用いた。本抗体を魚に投与し約6ヶ月飼育したところ、抗体を投与した個体において成長の亢進がみられたものの当初の仮説とは逆に生殖腺の発達は促進された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

魚類養殖では生殖腺の発達が生産物の価値および品質に影響を及ぼすことがある。養殖魚において生殖腺の発達を制御することができれば効率的な生産が可能となることが期待される。本研究では、生殖腺刺激ホルモンに対する抗体を用いた生殖腺の発達制御を試みたが、残念ながら本抗体では魚類生殖腺の発達を阻害することができなかった。生殖腺の発達は生殖細胞の分化に伴い起こるため、今後、生殖細胞そのものを標的とした生殖線発達の阻害手法の開発を検討している。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 抗生殖腺刺激ホルモン受容体抗体によるニジマス性成熟阻害2020

    • 著者名/発表者名
      若山大介・原川 明宏・横田 昌樹・廣野育生・近藤秀裕
    • 学会等名
      令和2年度日本水産学会春季大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2021-02-19  

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