研究課題/領域番号 |
18K19264
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
堀本 泰介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00222282)
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研究分担者 |
村上 晋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10636757)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ウイルス |
研究成果の概要 |
RNA編集テクノロジーであるCRISPR/LwaCas13aシステムを鳥インフルエンザの制御へ応用することを目的とした。LwaCas13a発現ベクターとインフルエンザウイルスの特異配列を認識できるrgRNAを発現するプラスミドを同時に培養細胞に導入し、ウイルスの増殖が抑制できるかを評価したところ、一部のコンストラクトで効果が見られたが有意ではなかった。一方、CasあるいはrgRNA発現するインフルエンザベクターの構築を試みたところ、レスキューしたウイルスには導入配列の欠落が認められた。今後、何らかの改変が必要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HA亜型に関係なく鳥インフルエンザウイルスの感染に対して画期的な制御法のブレイクスルーになる可能性から本萌芽研究を計画し実施したが、期待した成果は得られなかった。しかし、本方法論は、ヒトインフルエンザや動物インフルエンザ、あるいは別のRNAウイルス感染症の治療効果が期待できる汎用性の高い方法になる潜在性があり、より一層の研究の継続が望まれる。
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