研究課題/領域番号 |
18K19276
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
田村 勝 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソース研究センター, チームリーダー (50370119)
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研究分担者 |
綾部 信哉 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソース研究センター, 専任研究員 (10633563)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 形態イメージング / 疾患モデル / 軟骨 / 遺伝子発現 / マウス / X線 / CT / X線イメージング / 造影X線CT / 軟骨イメージング / 遺伝子発現イメージング / イメージング |
研究成果の概要 |
X線CTは非破壊的に内部構造を観察できることから医療や工業製品検査現場において大いに使用されている。ライフサイエンス分野においてもこれまでは主に骨解析に用いられてきたが、近年、マウス胎児などの軟組織を造影する造影剤が開発開発され、高解像度3次元CTイメージング解析法が大きな成果を上げるようになってきた。一方で、切望されながらこの手法では画像化できない領域がある。それが軟骨と遺伝子発現である。本研究課題では、この問題を解決するために軟骨画像化可能な新規造影剤と遺伝子発現をモニターできるレポーターの開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
遺伝子機能解析や疾患モデル解析においては、ゲノム編集技術の発展により表現型解析がボトルネックとなりつつある。このような状況において高解像度イメージング解析はその問題を解決する強力な方法として注目されている。今回開発した軟骨造影剤、遺伝子発現モニター法もその高解像度イメージング解析であり、学術的な意味がある。また軟骨造影剤はこれまで開発に誰も成功しておらず、その成功は50歳以上の日本人1000万人がそれによる膝痛を経験する変形性膝関節症研究に生かされることが期待でき、社会的にも意義がある。
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