研究課題/領域番号 |
18K19282
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪市立大学 (2019) 東北大学 (2018) |
研究代表者 |
清水 康平 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (70727073)
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研究分担者 |
犬塚 博之 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (20335863)
福本 敏 九州大学, 歯学研究院, 教授 (30264253)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 再生医療 / 細胞分化 / プロテインノックダウン / 幹細胞 / タンパク質分解 / 分化誘導 / 歯髄幹細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、幹細胞の高効率な分化誘導法確立のための新たなプラットフォームの構築を目的とし、低分子化合物による特異的タンパク質分解を薬理作用として想定した細胞分化の表現型スクリーニング系を構築した。本スクリーニング系は、細胞分化を制御可能な化合物の同定に加え、その薬理作用機序から細胞分化制御の分子基盤解明に資する手法として一定の有用性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幹細胞を用いた再生医療において、目的とする組織に均一な細胞集団として必要とされる容量を安定的に供給することが必要であり、高効率で精度の高い細胞分化誘導法の確立が求められている。本研究では、化合物を用いた特異的なタンパク質分解の誘導により分化を制御するというアプローチで高効率分化誘導法の確立に取り組み、一定の成果が得られた。また、本手法は分化制御における新規重要因子の発見に繋がるという点において学術的な意義を見出すことができた。
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