研究課題/領域番号 |
18K19311
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
恒川 雄二 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (80733352)
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研究分担者 |
宮道 和成 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (30612577)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | de novo Cre knock-in / Cre de novo ノックイン / LeaklessCre / LsCreの開発 |
研究成果の概要 |
本研究は研究代表者の開発した体細胞に対するゲノム編集技術を改良し、今までは行うことができなかった、げっ歯類以外の動物モデルの発生期および成獣個体組織において任意の遺伝子の発現制御下にCreを導入する技術を確立することを目的として進められた。2年間の研究の結果、子宮内電気穿孔法が適用できるフェレットなどの動物種においては発生期の個体においてCreを導入する技術を確立することができた。成獣についてはAAVベクターを検討したが、新たなリークが見られ、改良が求められることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2年間の研究の結果、プラスミドを用いたシステムではマウス、フェレットなどの発生期個体においてCreを導入する技術を確立することができた。この成果を持って特許の申請も行なっている。この新しいシステムを用いることにより、今までは1年以上の時間がかかっていたコンディショナルTgマウスなどが受精卵ノックインなどを用いて簡便に作れる可能性を示しており、産業的に価値があると思われる。
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