研究課題/領域番号 |
18K19527
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 神戸薬科大学 |
研究代表者 |
向 高弘 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (30284706)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 放射性医薬品 / イメージング / ガリウム / 蛍光 / 薬学 |
研究成果の概要 |
がんの画像診断において、核医学診断は術前の全身スクリーニングを可能とする一方で、蛍光イメージングは術中のリアルタイム診断を可能とする。核医学診断と蛍光イメージングを同時に達成しうる薬剤骨格を開発できれば、がんの術前診断と術中診断をシームレスに行うことが出来るため、高精度の外科的治療へと繋ぐことが可能となる。本研究では、放射性ガリウム-67/68と配位子であるDOTAの錯体が6座配位であることに着目し、DOTAの一つのカルボキシ基に蛍光色素を導入し、さらに、DOTA骨格の向かい合うもう一つのカルボキシ基に葉酸を導入した薬剤を合成し、葉酸受容体を高発現する卵巣がんの検出に有効であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
核医学診断と蛍光イメージングを同時に達成しうる薬剤骨格を開発できれば、がんの診断から治療への効率的ワークフローを構築でき、高効率な確定診断と、それに基づく効果的な治療法の迅速な選択・決定が可能になると考えられる。それにより、がんの早期における治療戦略決定が可能となり、最適な治療法選択と実施推進により治療効果の向上、必要な治療法の絞込みによる医療経済効果への寄与が期待できる。
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