研究課題/領域番号 |
18K19704
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
根東 義明 日本大学, 医学部, 教授 (00221250)
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研究分担者 |
渋谷 昭子 日本大学, 医学部, 助教 (20611619)
三澤 仁平 日本大学, 医学部, 助教 (80612928)
前田 幸宏 日本大学, 医学部, 助手 (10287641)
市川 理恵 日本大学, 医学部, 助教 (00826761)
日紫喜 光良 東邦大学, 理学部, 准教授 (30324271)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 医療安全 / 価値観 / ウェブアプリケーション / 自己評価 / 意思決定 / 自己診断 / インターネット / 思考過程 / 感情 / 医療事故 / ヒヤリ・ハット |
研究成果の概要 |
医療者の正しい意思決定を支援することは安全の第一歩である。研究代表者らは「思考過程の医療安全学」を提唱し、思考論理や感情因子が意思決定に与えるリスクを分析してきた。研究代表者らはその過程で、医療者の「思い込み」とも表現し得る価値観の偏位が医療安全上のリスクとなる可能性を見出した。 本研究では、従来の価値観関連文献を詳細に分析し、Sprangerの分類、見田の分類、Rokeachの分類の3分類の「要考慮価値観」評価における有用性を見出した。また、医療者が「要考慮価値観」を自己評価でき、医療インシデントとの価値観の統計学的関連分析にも応用できるウェブアプリケーションを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療者の価値観の偏りが医療安全上のリスクとなり得ることを示唆したことは、医療安全学研究において、新たな研究領域を提言した点で、学術的に大きな意義を持つと考えられる。 また、「要考慮価値観」を自己評価し、医療インシデントとの関連性を分析するための情報を収集するウェブアプリケーションを構築したことは、今後の医療安全対策において社会的意義を持つと考えられる。
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