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長寿遺伝子SIRT1によるアルコール嗜好性の制御メカニズムの解明とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K19726
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関京都大学 (2019)
群馬大学 (2018)

研究代表者

佐々木 努  京都大学, 農学研究科, 教授 (50466687)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード飲酒 / FGF21 / オキシトシン / 嗜好性 / SIRT1 / 飲酒欲求 / 希少糖 / アルコール
研究成果の概要

アルコール依存症は大きな疾病負荷であるが、介入方法は限られているため、アルコール嗜好性を制御する神経・分子基盤の解明のために、FGF21、オキシトシン、およびSIRT1に着目した検証を行った。
脳およびオキシトシン神経特異的なSIRT1増加マウスでは、アルコール濃度嗜好性の有意な低下を認めたが、脳およびオキシトシン神経特異的なSIRT1欠損マウスでは、嗜好性の変化は認められなかった。
SIRT1活性化剤レスベラトロール混餌食での2週間飼育は、アルコール嗜好性を有意に低下させたが、SIRT1活性に必要なNAD+の前駆体NMNの2週間投与では、アルコール嗜好性の変化は認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アルコール嗜好性を制御する新たな分子・神経基盤を解明し、特許出願を行った。SIRT1の活性化剤の長期投与により、アルコール嗜好性を抑制できる可能性は示すことが出来たが、同様の作用機序が推察される前駆体補充療法では有意な効果が得られなかったため、SIRT1を分子標的にしてアルコール嗜好性を抑制することは、現実的には難しいのではないかとの結論に至った。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 産業財産権 (1件)

  • [産業財産権] 線維芽細胞増殖因子21誘導剤、及びアルコール嗜好性又は単純糖質嗜好性を抑制するための組成物2020

    • 発明者名
      佐々木努、松居翔
    • 権利者名
      国立大学法人京都大学
    • 産業財産権種類
      特許
    • 産業財産権番号
      2020-015325
    • 出願年月日
      2020
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-07-25   更新日: 2024-01-30  

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