| 研究課題/領域番号 |
18K19738
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| 研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 審査区分 |
中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
建内 宏重 京都大学, 医学研究科, 准教授 (60432316)
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| 研究分担者 |
市橋 則明 京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
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| 研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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| 配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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| キーワード | リハビリテーション / 変形性股関節症 / 予防 / 理学療法 / 股関節 / 超音波 / 不安定性 |
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| 研究成果の概要 |
本研究課題では、変形性股関節症のリスクとなり得る静的及び動的股関節不安定性を客観的に簡便に評価する方法の開発を目指した。臨床における評価方法の開発を鑑みて、超音波画像診断装置による評価方法の開発を試みた。
MRIによる大腿骨頭の変位量測定を基準として、同一運動時の超音波による大腿骨頭変位量との関連性を検証した。その結果、健常者と股関節痛を有する者との間で、ある程度の差異を検出することができた。さらに股関節不安定性に関わる軟部組織の動態に関して、超音波剪断波エラストグラフィーを用いた計測による筋の弾性率に当該筋の断面積を乗じることで筋張力の推定が可能であることなどを明らかにした。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
股関節不安定性は変形性股関節症の発症や進行のリスクとなり得る重大な病態であるが、その客観的かつ臨床的な評価方法は確立されていない。本研究課題において、我々は、超音波画像診断装置という臨床的に使用頻度の高い計測機器により、関節の不安定性をある程度計測することが可能であること、また、その不安定性に大きな影響を与えていると考えられる筋張力を、超音波エラストグラフィー機能により推定可能であることなどを明らかにした。本研究課題における研究結果は、股関節不安定性の評価方法の確立に向けて重要な知見を提供するものである。
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