研究課題/領域番号 |
18KK0045
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
戸堂 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30336507)
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研究分担者 |
鬼頭 朋見 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (50636107)
Kim YuRi 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (90812777)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ネットワーク / 多層ネットワーク / 学融合 / グローバル化 / 自然災害 |
研究成果の概要 |
本研究は、様々なネットワークのデータを利用して、シドニー大学、漢陽大学(韓国)、アルシ大学(エチオピア)などと国際共同研究を行った。その結果、(1)経済変動による影響はサプライチェーンや情報ネットワークなどの多層に形成されたネットワークを伝わって伝播するが、多様なネットワークを持っている経済主体ほどその負の影響を緩和することができること、(2)様々なグループ間の交流を深めることで多様なネットワークは構築されることもあるものの、場合によってはむしろネットワークを閉鎖的にしてしまうこともあることなどを明らかにした。その成果は計10本の論文(うち6本は査読付き国際学術誌掲載)として発表した。、
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、多層的な経済・社会ネットワークの役割についてこれまで必ずしも現実のデータを使って定量的に示されていなかった問いに対して、経済主体の異質性を考慮しつつ解答を与えたところに学術的な意義がある。また、これらの学術的な成果に基づいて、政策や企業経営に対して提言を行っており、米中の分断や経済安全保障のためにグローバル化が停滞もしくは縮小している現在、社会に対して一定の貢献があると考えられる。
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