研究課題/領域番号 |
18KK0279
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
計 宇生 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (80225333)
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研究分担者 |
江 易翰 (Chiang YiHan) 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10824196)
山本 嶺 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90581538)
策力 木格 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90596230)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2021年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 車両ネットワーク / エッジコンピューティング / 車両IoT / 自律分散制御 / Internet of Vehicles / 情報の鮮度 / モバイルエッジコンピューティング / 次世代モビリティ / 深層強化学習 |
研究成果の概要 |
本研究は高度道路交通システムや自動運転車による近い将来のモビリティをサポートするために、サービス要求に効率よく対応する自己進化型車載エッジプラットフォームの実現を目指している。そのため、車両の移動によるダイナミックなネットワーク環境の変化、無線リソースの制限、アプリケーション要求の多様性に対応し、路車間・車車間通信のための最適な無線通信方式と通信経路の選択方法、車載環境におけるコンテクスト・アウェアな計算資源と通信資源の割当を自律分散的に行う制御アルゴリズムなどについて検討と評価を行い、自己進化型資源管理と制御のためのオンライン深層強化学習モデルに基づくフレームワークを提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高度道路交通システムや、自動運転車による近い将来のモビリティの世界では、人やモノの移動方式が劇的に変化し、車内は人間にとって新たな生活空間になる。本研究は、路車間・車車間通信を利用し、車両間連携並びに路側機やクラウドとの連携で、車両が外の世界と密なコミュニケーションを取ることを可能にし、高精度な3次元地図情報や、動画情報配信などの車両IoTサービスを支える基盤技術としての利用が期待される。また、車両内のアプリケーションが多く出現し、計算資源を車両間で共有する潜在的な需要に対応する車載エッジコンピューティングプラットフォームの実現に貢献するものである。
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