研究課題/領域番号 |
18KK0304
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
平田 拓 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (60250958)
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研究分担者 |
市川 和洋 長崎国際大学, 薬学部, 教授 (10271115)
榎本 彩乃 長崎国際大学, 薬学部, 講師 (30826186)
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研究期間 (年度) |
2018-10-09 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 磁気共鳴イメージング / 電子スピン / 核スピン / pH / 酸素分圧 / 酸化還元状態 / 電子スピン共鳴 / オーバーハウザーMRI / 腫瘍 / レドックス / 酸素 / 核磁気共鳴 / 共振器 / オーバーハウザー効果 / イメージング |
研究成果の概要 |
本課題では、米国ウエストバージニア大学のKhramtsov教授グループと共に、核スピンおよび電子スピンの磁気共鳴分光技術を用いて生体組織の酸素分圧、細胞外pH、酸化還元状態を可視化するイメージング技術の進展に取り組んだ。 具体的には、悪性腫瘍の生物学的情報を可視化することを目標に、核スピンおよび電子スピンによる個別のイメージング技術の開発を日本国内で進めた。開発したイメージング技術の検証実験を行い、開発したイメージング技術が実現可能性を有していることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題の学術的意義は、悪性腫瘍の生物学的情報を多面的な方法を用いて可視化する技術を開発することにある。個別のイメージング技術で多種類の情報を同時に可視化することは一般的に困難であるため、電子スピンおよび核スピンによる複数のイメージング技術の開発に取り組んだ。また、悪性腫瘍を多面的に可視化できるイメージング技術は、悪性腫瘍とその治療に関連する研究に貢献することができる。そのため、日本国内で死亡原因の一位である悪性腫瘍の研究に、イメージング技術の面から貢献するところに社会的意義がある。
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