研究課題/領域番号 |
18KT0083
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
オラリティと社会
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研究機関 | 東京都立大学 (2020) 神奈川大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
児玉 謙太郎 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (20734411)
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研究分担者 |
牧野 遼作 広島工業大学, 情報学部, 助教 (10780637)
安田 和弘 早稲田大学, 理工学術院総合研究所(理工学研究所), 客員主任研究員(研究院客員准教授) (50633640)
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研究期間 (年度) |
2018-07-18 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | リハビリテーション / コミュニケーション / マルチモーダルインタラクション / 個人間協調 / 共在性 / 身体性 / 相互行為 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,リハビリテーション場面において共在性に基づく患者-セラピスト間の身体協調が運動支援に及ぼす効果を解明することであった.病院でのリハビリの現場で,患者-セラピスト間でのコミュニケーション場面をビデオで記録し,そのデータの質的分析を行った結果,セラピストは,患者の身体,環境との相互作用や,言語・非言語情報を巧みに利用しながら,患者の身体機能の回復と,心理的な側面への働きかけを行っていることが示唆された.また,健常者を対象に,セラピストのスキルによる対象者との身体的な協調,言語的・非言語的なやりとりの違いを定性的・定量的に明らかにする研究を行った(その結果は現在分析中である).
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,実際のリハビリ現場でデータを取得し,セラピストと患者の相互行為の詳細な記述,分析を試みた.さらに,その結果から,実験を計画し,セラピストのスキルと患者との個人間協調の関係を量的に比較検討する研究を行い,セラピストのスキルとして時空間を共有する患者とのコミュニケーション能力に焦点を当て,分析を行っている.本研究は,質的・量的研究を接続する試みとして学術的意義があり,その成果はリハビリの実践,教育に応用され得る点で社会的意義がある.
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